• 資本業務提携の背景と展望

GCUは、社会貢献を目的に、主として建設業が集まる団体です。2017年に発足し、建設業界を中心に、経営、事業展開支援等の総合サービスを独自の会員システムを通じて提供しています。

本提携には、建設業の発展を通じて国内外における社会貢献につなげるというGCUの理念にWeCapitalが共感し、建築・不動産業務における連携を高めていくという両社の事業展望が一致した背景があります。

現在、WeCapitalの子会社であるヤマワケエステート株式会社は、不動産特定共同事業法に基づき運営する「ヤマワケエステート」のプラットフォーム上で、多様な不動産関連案件を取り扱っています。WeCapitalグループは、本提携を通じてGCUにWeCapitalの新たな株主として出資いただくとともに、「ヤマワケエステート」のファンド投資対象となる土地・建物の開発のバリューアップにおいて連携することを期待しています。

GCUとともに、より良い不動産クラウドファンディングサービスを構築し、不動産・建設業の発展を通じて社会貢献に寄与することを目指します。

• ヤマワケエステート株式会社が運営する「ヤマワケエステート」

不動産クラウドファンディング「ヤマワケエステート」では、2023年9月26日（火）のサービス開始から2023年12月末までの約3ヶ月で公開したファンド数が19件に達し、応募金額の総額が57億1千5百45万円（*1）となり、57億円を突破しました。

各ファンド毎に設定されている調達金額（募集金額）の総額は29億4千6百万円に到達しました。各ファンドの応募率はすべて100%を超えており、2,000%を超える大人気ファンドも生まれています(*2)。

「ヤマワケエステート」は会員である投資家と匿名組合契約を締結し、集めた資金で不動産を取得・賃貸し、これを賃借または売却等することにより運用します。そこで得られた賃料収益及び物件売却益を会員に分配します。

不動産物件には、開発業者と投資家の間に、開発費や販管費などに関わる情報の非対称性、情報量の格差があります。「ヤマワケエステート」では、この非対称性をできる限り解消し投資家が多くの情報を享受できるようにして、両者の関係を開いています。

「ヤマワケエステート」での取り扱い物件の選定基準は、想定利回り（税引前）が年利8％を上回ることとしています。各投資商品が想定利回り8％（税引前）以上に設定できるかどうかは、商品毎に不動産鑑定士、公認会計士など専門家がデューデリジェンス（価値やリスクの精査）を実施して検討しております。

なお、「ヤマワケエステート」では、11月末から飲食店への投資募集を始め、今後はリラクゼーションサロン、調剤薬局、大型リゾートなど対象を拡大していくことを計画しています。

不動産クラウドファンディング『ヤマワケエステート』：https://yamawake-estate.jp/

（*1）応募金額と応募率は、各ファンド募集終了時点の数値となります。

（*2）募集期間内に100%を超える応募があった場合、調達金額（募集金額）以上の申込金額と応募率が表示されます。各ファンド募集の終了からファンド運用が開始されるまでの間に追加購入の申し込みやキャンセルがある場合は、募集終了時の応募金額と応募率の数値が変動します。

• GCUについて

 「建設業から社会をもっと元気にする」というミッションのもと、社会貢献や社会問題の解決が企業の発展と連動する、循環型の未来を目指している建設組合です。会員企業が相互に協力し合い、国内外の社会課題に貢献することに尽力しています。

団体名：一般社団法人global construction union

URL：https://gcuni.com/

所在地：東京都港区麻布十番2-13-10 SK麻布十番ビル701号

代表者名：中村 英俊

設立：2017年