2023.10.27
INFO
【不動産クラウドファンディング】利用者が思うメリットは、『リスク分散』『小口投資』『高い利回りが期待できる』という回答が9割以上
投資・配当型クラウドファンディング『ヤマワケ』(https://yamawake.jp/)の運営会社であるWeCapital株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役:松田 悠介/橋口 遼)は、20~60代の男女(年収300万円以上)の1,017人を対象に「不動産クラウドファンディングの認知・意識」に関する調査を実施しました。

「貯蓄から投資」へと政府が提言するように、投資による資産運用が推奨されるようになりました。株式や不動産投資の他にも、より多くの人が投資することができる新たな資産形成プラットフォームが利用されています。

クラウドファンディングもその一つです。本調査では、少額から始めることができる、「不動産クラウドファンディング*についての認知・意識」に関する調査を実施しましたので、その調査結果をお知らせいたします。

*不動産クラウドファンディングとは

投資家からの出資金を元に不動産を取得・運用し、得られた利益(賃料・売却益)を分配する投資手法です。従来の不動産投資に比べて、少ない金額から参加できる点や、投資家が複数のプロジェクトに分散投資することができる点などが魅力です。

<調査サマリー>

●不動産クラウドファンディングの利用状況は、『利用したことがある(8.9%)』『利用したことはない(知っている)(28.6%)』『利用したことはない(知らない)(62.54%)』。

●『利用したことはない(知っている)』の回答理由として『投資に関する知識がない(30.6%)』『あまり知らないため(25.1%)』が上位に。

●不動産クラウドファンディングを始めたきっかけは『資産運用のため(32.2%)』と回答した人が最も多く、次いで『老後資金を稼ぐため(27.8%)』。

●不動産クラウドファンディング経験者のうち、7割以上は『リターンを得ることができた』と回答。

●不動産クラウドファンディングのメリットについて聞いたところ、『リスク分散(38.9%)』『小口投資(27.8%)』『比較的高い利回りが期待できる(25.5%)』が上位に。

調査結果の全容は「ヤマワケ」のオウンドメディア「ヤマワケJOURNAL(ジャーナル)」にてご覧いただけます。

記事URL:https://journal.yamawake.jp/money-business/research-report-1123/

■調査概要

「不動産クラウドファンディングの認知・意識」に関する調査

【調査期間】2023年9月14日(木)~2023年9月19日(火)

【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査

【調査人数】1,017人

【調査対象】調査回答時に20~60代の男女※年収が300万円以上であると回答したモニター

【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

<調査対象者の年収内訳>

300万円~500万円未満:255人

500万円~700万円未満:251人

700万円~1000万円未満:258人

1000万円以上:253人

不動産クラウドファンディングを利用したことがある人は1割未満!知っているけれど利用しない理由
はじめに、銀行預金額とその他投資額の割合は以下のような結果となりました。

【銀行預金:10、その他投資:0】(31.6%)
【銀行預金:9、その他投資:1】(12.6%)

【銀行預金:8、その他投資:2】(9.8%)

【銀行預金:7、その他投資:3】(9.1%)

【銀行預金:6、その他投資:4】(5.6%)

【銀行預金:5、その他投資:5】(10.2%)

【銀行預金:4、その他投資:6】(3.1%)

【銀行預金:3、その他投資:7】(6.4%)

【銀行預金:2、その他投資:8】(5.0%)

【銀行預金:1、その他投資:9】(6.6%)

投資は行わず銀行預金のみという回答が最多の31.6%となりました。次いで、銀行預金が9割、その他投資が1割という回答が多かったことから、全体的に投資意識は低めの結果となりました。

近年では、インターネット上で複数名の投資家が資金を出し、マンションや商業施設などの不動産を購入する不動産クラウドファンディングがありますが、その利用者の数は次のような結果でした。

「今まで不動産クラウドファンディングを利用したことはありますか?」と質問したところ、『利用したことがある(8.9%)』『利用したことはない(知っている)(28.6%)』『利用したことはない(知らない)(62.5%)』という回答結果になりました。

不動産クラウドファンディングを利用したことがあるという回答者は少数にとどまり、知っているけれど利用したことはない人が2割以上、知らない人が6割以上いることがわかりました。

不動産クラウドファンディングを知っているけれど利用していない理由について、『利用したことはない(知っている)』と回答した人を対象に、「不動産クラウドファンディングを知っているけどやっていない理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『投資に関する知識がない(30.6%)』と回答した人が最も多く、次いで『あまり知らないため(25.1%)』『利益が期待できなさそうなため(23.7%)』と続きました。

投資に関する知識がないことや詳しく知らないといった理由で利用していない人が多い傾向となりました。

また、不動産クラウドファンディングという仕組みは知っているものの利益が期待できなさそうだと感じる人も一定数いることがわかりました。

始めたきっかけは『資産運用』『老後資金』が多数、不動産クラウドファンディングのメリットとは?
先程の調査結果で、不動産クラウドファンディングを利用したことがあると回答した人に対して、「不動産クラウドファンディングを始めたきっかけは何ですか?」と質問したところ、『資産運用のため(32.2%)』と回答した人が最も多く、次いで『老後資金を稼ぐため(27.8%)』『不動産投資のリスク分散のため(20.0%)』と続きました。

老後資金の確保や、不動産投資のリスクを分散するために始めた人も多いことが明らかになりました。

次に、不動産クラウドファンディングを利用している人に対して、他の投資に比べてどのようなメリットがあるかを聞きました。

「不動産クラウドファンディングは他の投資(不動産投資・クラウドファンディング)と比べて特にどのようなメリットがありますか?」と質問したところ、『リスク分散(38.9%)』と回答した人が最も多く、次いで『小口投資(27.8%)』『比較的高い利回りが期待できる(25.5%)』と続きました。

不動産クラウドファンディングを始めたきっかけにもあったように、リスクを分散できるといったメリットを感じている人が3割以上いるようです。その他は、小口投資ができることや、高い利回りが期待できることも不動産クラウドファンディングのメリットであると感じていることがわかりました。

そして、不動産クラウドファンディングで投資をしている人に、実際にリターンを得ることができたか/できているかを質問しました。

「不動産クラウドファンディングでリターンを得ることはできましたか(できていますか)?」と質問したところ、『理想通りリターンを得ることができた(できている)(25.6%)』『ある程度リターンを得ることができた(できている)(51.1%)』という結果になりました。

利用している人の中では、7割以上の人がリターンを得ることができた/できているという結果となりました。

【まとめ】不動産クラウドファンディングはメリットがあるがリスクが高いと思う人が多いながらも、実際に投資をしている人はリターンを得ることができた(できている)人が7割以上という結果に

本調査では、不動産クラウドファンディングを利用したことがある人が感じるメリットや意識・認知度などが明らかになりました。

利用したことがある人は少数にとどまり、資産運用や老後資金確保といったことがきっかけで不動産クラウドファンディングを始めた人が多い傾向がありました。

また、不動産投資やその他のクラウドファンディングと比べて、リスクを分散できる、小口投資できるといったメリットを感じていることがわかりました。

元本保証がないことや不動産の知識がないといった理由からリスクが高いと思う人が4割以上いるものの、不動産クラウドファンディングを利用したことがある、利用している人の7割以上はリターンを得ている・得たことがあるという結果となりました。

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