マネー&ビジネス
2024.10.30
投資をする際に、知識をつけること・情報収集をすることはとても大切です。
ニュースや新聞、本や雑誌、専門のWEBサイトやSNSなど情報源はさまざまで、初心者ほど、なにから情報収集をすればいいのか悩んでしまうでしょう。
2024年から新NISAが始まり、若い世代でも投資を始める方が増えてきていますが、投資情報を得るときにSNSはどのくらい利用しているのでしょうか。
本調査では、20~40代の投資をしている方1,008人を対象に、「SNSで人気の投資家ランキング」に関する調査を実施しましたので、その調査結果をお知らせいたします。
SNSで投資情報を得る際の重視ポイントは「わかりやすい解説」「情報の信ぴょう性」「情報の豊富さ」
投資は「新NISA」をしている人が最多!情報収集は「WEBサイト」が約6割
約2割がSNSで「毎日」投資情報をチェック!重視しているポイントとは…?
参考にしている投資系YouTubeチャンネルNo.1は「両学長 リベラルアーツ大学」
参考にしている投資系インスタグラマーNo.1は「まな|貯金・節約・投資でサイドFIRE(セミリタイア)達成!タイ・バンコク在住🇹🇭(@manamanamoney)」
はじめに、「現在どのような投資をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『新NISA(63.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『投資信託(46.8%)』『株式投資(42.4%)』となりました。
約6割の方が、新NISAを利用しているようです。
また、「投資信託」「株式投資」も上位に挙がり、多様な投資手段が活用されていることが示されました。
では、投資についての知識や情報を得る際は、どのようなものを利用しているのでしょうか。
そこで、「投資の勉強や情報収集をする際、どのようなものを利用していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『WEBサイト(61.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『YouTube(44.6%)』『X(旧Twitter)(21.1%)』となりました。
約6割の方が「WEBサイト」と回答し、また、「YouTube」「X(旧Twitter)」と回答した方も多いことから、投資の勉強や情報収集にはオンラインリソースが広く活用されているようです。
では、どのくらいの頻度でSNSで投資情報をチェックしているのでしょうか。
「SNSで投資情報をチェックしている頻度はどれくらいですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
・『毎日(24.6%)』
・『週に6回(8.1%)』
・『週に5回(10.6%)』
・『週に4回(8.0%)』
・『週に3回(6.8%)』
・『週に2回(5.3%)』
・『週に1回(12.5%)』
・『SNSはチェックしていない(24.1%)』
SNSの投資情報のチェックを「毎日」している方が最多になりましたが、「SNSはチェックしていない」「週に1回」という方も多いことから、SNSで情報収集の頻度は個人によって異なるようです。
では、SNSで得た投資情報はどのように役立っているのでしょうか。
ここからは、「SNSで投資情報をチェックしている方」にうかがってみました。
「投資をする際、SNSの情報はどのように役立っていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『投資の知識が身につく(57.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『経済動向がわかる(52.3%)』となりました。
SNSを通じて得た幅広い投資情報によって、投資の知識が身についたり経済動向を知れたりしている方が多い傾向が見られました。
では、SNSで投資情報を得る際に、重視しているポイントなどはあるのでしょうか。
そこで、「SNSで投資情報を得るときに、重視しているポイントはなんですか?(上位3つまで)」と質問したところ、『わかりやすい解説(53.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『情報の信ぴょう性(45.8%)』『情報の豊富さ(36.9%)』となりました。
SNSで投資情報を得る際は、解説のわかりやすさや情報の信ぴょう性、情報の豊富さを重視する方が多く、信頼できる情報源へのニーズが高いことがうかがえる結果になりました。
SNSで投資情報をチェックする頻度や、投資情報を得る際に重視しているポイントなどが判明しました。
近年では、さまざまな投資系YouTubeチャンネルがありますが、参考にしているチャンネルなどはあるのでしょうか。
再び全員に聞いてみました。
「参考にしている投資系YouTubeチャンネルはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『両学長 リベラルアーツ大学(21.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『中田敦彦のYouTube大学(20.5%)』『BANK ACADEMY/バンクアカデミー(15.5%)』となりました。
「両学長 リベラルアーツ大学」「中田敦彦のYouTube大学」「BANK ACADEMY/バンクアカデミー」などが上位になり、チャンネル登録者数が多く影響力のあるYouTubeチャンネルを参考にしている方が多いようです。
そのような投資系YouTubeチャンネルを参考にしている理由について具体的に聞いてみました。
【両学長 リベラルアーツ大学】
・投資用語や下落の原因の説明がわかりやすいから(20代/男性/パート/アルバイト)
【中田敦彦のYouTube大学】
・情報が早くいろんなゲストの話を聞ける(40代/男性/会社員)
・比較的信頼性が高く、中立性があると思ったため(30代/男性/会社員)
【BANK ACADEMY/バンクアカデミー】
・勉強になるから(40代/男性/会社員)
投資用語や下落の原因などの説明がわかりやすいことや、情報が早いこと、信頼性があるといった理由で、それぞれ参考にしていることが示されました。
では、参考にしている投資系インスタグラマーはいるのでしょうか。
そこで、「参考にしている投資系インスタグラマーはいますか?(複数回答可)」と質問したところ、『まな|貯金・節約・投資でサイドFIRE(セミリタイア)達成!タイ・バンコク在住🇹🇭(@manamanamoney)(14.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『ゆーき(ぴち家)お金の先生💰 投資書籍出版📖(つみたてNISA/ふるさと納税/クラウドファンディング)(@yuki_moneylife)(13.0%)』『ちぇぶ @30日で人生が変わる〻投資の始め方💰✨(@chebu.mama)(12.1%)』となりました。
投資系インスタグラマーについては、
「まな|貯金・節約・投資でサイドFIRE達成!」
「ゆーき(ぴち家)お金の先生💰」
「ちぇぶ@投資の始め方」
などが人気のようです。
では、投資系Xのアカウントについてはどうでしょうか。
続いて、「参考にしている投資系Xのアカウントはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『バフェット太郎(20.5%)』『両🦁リベ大学長(17.1%)』となりました。
X(旧Twitter)上でも影響力のある「バフェット太郎」「両🦁リベ大学長」といった投資系アカウントが人気で、短い発信での情報取得が利用されているようです。
最後に、そのような投資系インスタグラマー、投資系Xのアカウントを参考にしている理由について具体的に聞いてみました。
【両学長(@freelife_blog)/両🦁リベ大学長】
・信頼(30代/男性/公務員)
【まな|貯金・節約・投資でサイドFIRE(セミリタイア)達成!タイ・バンコク在住🇹🇭(@manamanamoney)】
【さぶ🦙元証券ウーマン(@sabu_1985)】
【テスタ】
【バフェット太郎】
・わかりやすいし、情報が早いから(40代/男性/経営者・役員)
【まな|貯金・節約・投資でサイドFIRE(セミリタイア)達成!タイ・バンコク在住🇹🇭(@manamanamoney)】
【バフェット太郎】
・情報の信ぴょう性(40代/男性/会社員)
【ゆーき(ぴち家)お金の先生💰 投資書籍出版📖(つみたてNISA/ふるさと納税/クラウドファンディング)(@yuki_moneylife)】
【バフェット太郎】
・わかりやすい(40代/男性/会社員)
信頼できることや情報が早いこと、解説がわかりやすいことから、そのような投資系インスタグラマー、投資系Xのアカウントを参考にしていることが示されました。
今回の調査結果で、投資をしている20代~40代が、投資情報を得るために参考にしているSNSなどが明らかになりました。
現在行っている投資として「新NISA」「投資信託」「株式投資」などが上位になり、投資の情報収集手段として「WEBサイト」や「YouTube」「X(旧Twitter)」が最も利用されており、SNSも投資情報の重要な収集先となっているようです。
SNSの投資情報については「毎日」や「週に1回」チェックする方が多い一方で、チェックしない方もおり、利用者のライフスタイルや投資スタイルに合わせたSNS活用が見受けられました。
投資に関する知識が身につく、経済動向がわかるなど、SNSで得た情報は投資を行う際に役立っていると思う方が多く、SNSで情報収集をする際はわかりやすさや信ぴょう性、情報の豊富さなどを重視する方が多い傾向があるようです。
YouTubeやInstagram、Xなどのプラットフォーム上では、特定のインフルエンサーの影響が顕著であり、「わかりやすい」「情報が早い」などの理由で参考にしている方が多いようです。
投資の情報を得る際は、SNSやWEBサイトなど自分に合ったものを見つけて投資に関する知識を深めていくことが重要だといえるでしょう。
調査概要
【調査概要】「SNSで人気の投資家ランキング」に関する調査
【調査期間】2024年10月3日(木)~2024年10月4日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,008人
【調査対象】調査回答時に20代~40代の投資をしていると回答したモニター
【調査元】WeCapital株式会社(https://we-capital.co.jp/)
【モニター提供】PRIZMAリサーチ
本コンテンツは、投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたものです。投資家は投資商品ごとのリスクを十分理解したうえで、投資について調査・検討し、自らの責任の下で投資を行うようお願いします。掲載されている情報を基に損害を被った場合でも、運営会社及び情報発信元は一切の責任を負いません。本コンテンツに掲載される情報は、弊社が信頼できると判断した情報源を元に作成していますが、その情報の確実性を保証したものではありません。なお、本コンテンツの記載内容は予告なしに変更することがあります。
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加入協会:一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
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サービスサイト:https://yamawake.jp/index.html
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