マネー&ビジネス
2024.11.15
株式や債券、為替などの金融市場は日々変動を続ける中、投資家たちは慎重に今後の動きを見守っています。
投資で利益を得るために、情報収集や知識のアップデートが欠かせない今、投資家が参考にしている情報源とは何でしょう。
本調査では、投資で利益を得ている方を対象に、「投資初心者にオススメの媒体別ランキング」に関する調査を実施しましたので、その調査結果をお知らせいたします。
はじめに、「投資歴はどれくらいですか?」と質問したところ、『5年以上(39.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『2年以上〜3年未満(19.1%)』『1年以上〜2年未満(15.9%)』となりました。
「5年以上」と「2年以上〜3年未満」と「1年以上〜2年未満」を合わせると約7割の方が投資歴は1年以上と回答しました。
次に、「現在どのような投資をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『新NISA(64.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『投資信託(55.4%)』『株式投資(52.6%)』となりました。
新NISAと回答した方が6割以上、投資信託や株式投資と回答した方も5割を超え、とくに人気が高いことが示されました。
では、どのような媒体で投資の勉強や情報収集をしているのでしょうか?
「投資の勉強や情報収集をする際、どのような媒体をよく利用していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『WEBサイト(73.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『本(40.5%)』『SNS(YouTube・Instagram・Xなど)(33.7%)』となりました。
約7割の方がWEBサイトで情報収集をしていると回答しました。
次に、具体的にどのような情報を参考にしているのか媒体別にうかがいました。
<WEBサイト>
・『投資の知識(65.7%)』
・『経済動向(55.2%)』
・『銘柄情報(48.1%)』
<本>
・『投資の知識(54.2%)』
・『経済動向(28.2%)』
・『銘柄情報(26.9%)』
<雑誌>
・『投資の知識(48.0%)』
・『銘柄情報(34.3%)』
・『経済動向(30.5%)』
投資の知識を参考にしている方が各媒体で約半数〜約7割を占めました。
実際の投資に役立つ、さまざまな知識を得たいと考えている方が多いようです。
WEBサイトにおいては本や雑誌と比べて情報の更新が早い点で、経済動向や銘柄情報といった声も多くあがりました。
次に、媒体別のオススメをうかがいました。
「投資の勉強や情報収集に役立つ、投資初心者にとくにオススメのWEBサイトはありますか?」と質問したところ、「Yahoo!ファイナンス(32.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『日本経済新聞(26.0%)』『MINKABU みんかぶ(13.8%)』となりました。
第1位はリアルタイム株価、最新ニュース、株式掲示板など投資判断に役立つ情報が得られる「Yahoo!ファイナンス」、次に世界の市況、ニュース・速報を配信する「日本経済新聞」が人気となりました。
次に、「そのWEBサイトをオススメする理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『情報量が多く質が高い(41.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『情報の更新頻度が高い(38.2%)』『専門家による記事や分析の精度が高い(24.6%)』となりました。
約4割の方が情報量の多さと質の高さを重視していることがわかりました。
また、情報の更新頻度という声も多くあがり、質が高く、多くの情報をすばやく提供するWEBサイトが役に立つと言えるでしょう。
次に、「投資の勉強や情報収集に役立つ、投資初心者にオススメの本はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ほったらかし投資術(山崎 元、水瀬 ケンイチ)(34.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方(山口 貴大・ライオン兄さん))(22.4%)』『わが投資術 市場は誰に微笑むか(清原 達郎)(18.8%)』となりました。
■「ほったらかし投資術(山崎 元、水瀬 ケンイチ)」
朝日新聞出版:https://publications.asahi.com/product/23441.html
初心者にもわかりやすい解説で現在も売れ続けている、2022年発売のベストセラーです。
■「【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方(山口 貴大・ライオン兄さん)」
KADOKAWA:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322306001299/?srsltid=AfmBOorKYcsJZG1qNbXuIL-PsV0Youd_jzhYyW9m6R9aYo5keHqKgomh
はじめての方や今度こそ上手く運用したい方におすすめの一冊です。
■「わが投資術 市場は誰に微笑むか(清原 達郎)」
講談社:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000387083
個人資産800億円超、長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎が執筆。全人生で得た株式投資のノウハウを明かしており、多くの読者にとって貴重な学びとなるでしょう。
初心者が投資を学ぶ際には、複数の視点から情報を得ることが重要なため、組み合わせて読むことも一つの手かもしれません。
次に、どのような点を重視して本を選んでいるのかうかがってみましょう。
「投資に関する本を選ぶとき、なにを重視していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『初心者向き・上級者向きなどの難易度(35.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『扱っている投資の種類(27.1%)』『実践的なアドバイスがあるか(26.8%)』となりました。
約4割の方が自分のレベルに合わせた本を選ぶことが重要だと考えているようです。
また、投資の種類やアドバイスなど、さまざまな情報を求めている声も多くあがりました。
続いて、「投資の勉強や情報収集に役立つ、投資初心者にオススメの投資専門誌はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、約3割の方が『日経マネー(34.9%)』『ダイヤモンドZAi(ザイ)(34.2%)』『会社四季報(32.4%)』と回答しました。
■「日経マネー」
日経BP:https://www.nikkeibpm.co.jp/item/mon/639/saishin.html
相場の分析や銘柄情報、売買テクニックなど株式投資に関するタイムリーな情報をはじめとする各種の金融商品、ローン、保険、不動産、税金などあらゆるマネー情報をカバーしています。
■「ダイヤモンドZAi(ザイ)」
ダイヤモンド社:https://diamond.jp/zai/category/zol-newzai
主に株式投資、投資信託、FXなどの資産運用に関する情報を提供しており、初心者から上級者まで幅広い読者層を対象としています。
■「会社四季報」
東洋経済新報社:https://str.toyokeizai.net/magazine/shikiho/
日本の上場企業に関する情報を網羅。1936年に創刊された歴史のある雑誌で、現在も人気を集めています。
次に、各投資専門誌をオススメする理由についてうかがってみましょう。
「その投資専門誌をオススメする理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『情報量が多く質が高い(44.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『専門家による記事や分析の精度が高い(33.8%)』『特集記事が充実している(33.3%)』と続きました。
約4割の方が情報量が多く質が高いと回答しました。
他にも「専門家による記事や分析の精度が高い」「特集記事が充実している」といった回答も寄せられており、各投資専門誌独自の情報や企画を重視して選ぶ方も多いことがわかりました。
今回の調査で、投資の運用成績が1%以上プラスである方が実際に投資している商品や、投資をする上での情報収集源が明らかになりました。
投資歴は約7割の方が1年以上と回答し、約6割の方が新NISAを始めていました。
新NISAは少額から始めることができ、非課税制度であるため、他の投資商品と比べるとハードルの低さが魅力のようです。
投資の勉強や情報収集をするときに参考にするのは「WEBサイト」と答えた方が約7割と最も多く、約3割の方が利用するWEBサイトとしてYahoo!ファイナンスを挙げました。
情報収集するWEBサイトを選ぶ際は、掲載されている情報量や更新頻度を重視して選ぶ方が多いようです。
投資初心者にオススメの本には約3割の方が「ほったらかし投資術(山崎 元、水瀬 ケンイチ)」と回答しました。
本を選ぶ際は約4割の方が初心者向き・上級者向きなどの難易度を重視すると回答しており、自分のレベルに合っているかを重視して選んでいるようです。
投資初心者にオススメの投資専門誌には約3割の方が「日経マネー」と回答しました。
情報量だけでなく特集記事などの各投資専門誌独自の情報や企画を重視して投資専門誌を選んでいるという声も寄せられました。
投資を成功させるためには、情報収集は必要不可欠です。
その収集先として今回あがっている各媒体を参考にしてみてはいかがでしょう。
【調査概要】「投資初心者にオススメの媒体別ランキング」に関する調査
【調査期間】2024年10月3日(木)~2024年10月4日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,013人
【調査対象】調査回答時に投資の運用成績が1%以上プラスと回答したモニター
【調査元】WeCapital株式会社(https://we-capital.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
本コンテンツは、投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたものです。投資家は投資商品ごとのリスクを十分理解したうえで、投資について調査・検討し、自らの責任の下で投資を行うようお願いします。掲載されている情報を基に損害を被った場合でも、運営会社及び情報発信元は一切の責任を負いません。本コンテンツに掲載される情報は、弊社が信頼できると判断した情報源を元に作成していますが、その情報の確実性を保証したものではありません。なお、本コンテンツの記載内容は予告なしに変更することがあります。
WeCapital株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2768号
加入協会:一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
HP:https://www.we-capital.co.jp/
サービスサイト:https://yamawake.jp/index.html
Related article
関連記事
人・物・事(ビジネス)の証券化を目指す投資・配当型クラウドファンディング「ヤマワケ」のニュースや 投資初心者からプロまで多くの方に役に立つ金融・不動産の知識や情報を紹介するオンライン記事を提供します。
read more