マネー&ビジネス

2023.11.30

【調査レポート】8割以上が物価の上昇により「投資」への関心が高まったと回答、その理由とは?

最近、スーパーなどに買い物に行くと、様々な商品の値上がりを実感する人も多いのではないでしょうか。

 

食料品や日用品だけでなく、公共交通機関の運賃やガソリンなど、様々な商品やサービスが値上がりしています。その結果、買い物を控えてしまうなど家計のやりくりに悩む方も多いでしょう。

 

物価は上がってもなかなか収入は増えない…そんな現状においては、節約したり、収入を増やすことだけでなく「資産運用」を検討することも対策の一つです。

 

そこで、投資・配当型クラウドファンディング『ヤマワケ』(https://yamawake.jp/)の運営会社であるWeCapital株式会社は、25歳以上60歳未満の投資意欲のある方(主婦・主夫層含む)を対象に「物価上昇の影響による消費者動向と投資意識」に関する調査を行いました。

 

<調査サマリー>

 

・9割以上が物価の上昇を実感している
・物価上昇の対策TOP3は『ポイ活*』『貯金』『投資』
・物価上昇の対策として約4割が実際に何らかの投資を実施し、8割以上の方の投資への関心が高まっている
・投資への関心が高まる、その理由とは?
・投資を始める不安は『どのくらいリターンを得られるか(44.1%)』が最多
・投資を始めやすい要素は『小口投資』、『低リスク』、『わかりやすさ』

*ポイ活:ポイント活動の略

<調査概要>

 

「物価上昇の影響による消費者動向と投資意識」に関する実態調査

 

【調査期間】2023年11月6日(月)~2023年11月7日(火)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,021人
【調査対象】調査回答時に25歳以上60歳未満の投資意欲のある方(主婦・主夫層含む)と回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

約9割が物価の上昇を実感していることが明らかに!

はじめに、毎月の生活費はどのくらいか伺いました。

 

毎月の生活費(食費や日用品費、光熱費など ※家賃やローン、保険などを除く)を教えてください」と質問したところ、『5万円〜10万円未満(33.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『10万円~15万円未満(24.7%)』『3万円~5万円未満(14.0%)』と続きました。

物価は生活費に大きな影響がありますよね。次に「ここ数年で物価が上がっている印象はありますか?」と質問したところ、下記のような結果になりました。

 

・かなり上がっている印象がある(64.3%)
・やや上がっている印象がある(27.6%)
・どちらとも言えない(わからない)(6.1%)
・やや下がっている印象がある(1.4%)
・とても下がっている印象がある(0.6%)

 

約9割の方が物価の上昇を実感しているという結果が出ています。

具体的に物価が上がっていると感じたエピソードを聞いたところ、以下のような回答が多く見られました。

物価の上昇を実感するエピソードとは?

・子どものオムツの値段が高くて日用品のお金が大分増えた(20代/女性/北海道)
・食費が1.5倍(40代/女性/東京都)
・同じ量のものを購入しても会計時の金額が高く感じる(40代/男性/千葉県)
・電気代がほぼ倍になった(50代/男性/埼玉県)
・卵など98円とかあったが今は200円超える(50代/男性/京都府)
・野菜が高すぎて野菜炒めが高くつく(20代/男性/埼玉県)
・野菜が高い。食パンも高い。食品の値段高騰に驚いています(40代/女性/兵庫県)
・ガソリン代がとにかく高い(30代/女性/宮城県)

 

食費、生活品、電気代に至るまで、様々なものが値上がりしていると感じている方が多いことがわかりました。

物価上昇の対策として約4割の方が投資をしている、8割以上の方の投資への関心が高まっている

続いて、「物価の上昇を受けて、対策をしていることはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ポイ活*(53.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『貯金(43.9%)』『投資(41.3%)』と続きました。

*ポイ活:ポイント活動の略。買い物をする際などにポイントを貯めることに勤しむ活動

ポイ活や貯金など、手軽で身近なものから対策を行っている方が多いようです。また、約4割の方が、物価上昇の対策として投資をしていることも明らかになっています。

 

そこで「物価上昇を受けて、投資への関心は高まりましたか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

 

・かなり高まった(33.4%)
・やや高まった(49.4%)
・変わらない(15.8%)
・あまり高まっていない(0.9%)
・まったく高まっていない(0.5%)

 

8割以上の方が、投資への関心が高まったことが明らかになりました。
その理由を伺ってみましょう。

投資への関心が高まった理由

「物価上昇を受けて、投資への関心は高まりましたか?」の質問に対して、「かなり高まった」「やや高まった」と答えた方に「投資への関心が高まった理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『老後の生活資金を準備したいから(52.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『預貯金の金利は低いから(52.3%)』と続きました。

金融庁の金融審議会(*1)にて報告された、老後30年間で約2,000万円が不足するといわれる「老後2,000万円問題」が一時期メディアで取り沙汰されました。本調査でも老後の資金貯蓄のために投資への関心が高まっていることがわかりました。

 

(*1)2019年6月 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」

投資を始めるうえで抱えている不安とは?

では、投資を始めるうえで何か不安はあるのでしょうか。

 

投資を新たに始めるうえでどのような不安を感じますか?(複数回答可)」と質問したところ、『どのくらいリターンを得られるか(44.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『どのくらいリスクがあるのか(43.7%)』と続きました。

投資に関心があっても、投資のリターンとリスクを不安に感じる方が同等に多いことがうかがえます。投資未経験者にとっては、知識や経験の無さから最初の1歩のハードルが高くなっているのかもしれません。

 

投資を始めるハードルについて聞くために、「最低いくらからなら投資を始めやすいと思いますか?」と質問したところ、『1万円~3万円未満(26.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『1万円未満(20.2%)』と続きました。

 

少額から投資を始めたい方が多いようです。

投資を始めやすい要素とは【小口投資】、【低リスク】、【わかりやすさ】

続いて、「どのような要素があると投資を始めやすいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『小口でも投資できること(54.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『リスクが低いこと(42.0%)』『未経験でも始めやすい(わかりやすい、簡単)内容であること(37.1%)』と続きました。

金額の大きい投資は不安があることがわかりました。ローリスク、ローリターンの投資から始めたい方が多いことがうかがえます。ハイリターンの投資は、知識や経験が必要だと考えている方が多いのかもしれません。

 

では、投資に関する知識はどこで得ようと考えているのでしょうか。

 

投資に関する知識を得るために、どのような方法を考えていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『インターネット(55.5%)』と回答した方が最も多く、次に『YouTube(29.6%)』『証券会社や信託銀行のセミナー(21.5%)』という結果になりました。

 

インターネット上には様々な情報があり、勉強や情報収集が手軽になりました。しかし、信用性の低い情報もあるため注意が必要です。

まとめ:将来に備えた資産形成に投資を検討しよう

今回の調査で、物価上昇を受けて投資への関心が高まった方が多いことが明らかになりました。

 

その理由として、約半数の方が老後の資金を準備したいと回答しており、将来の生活費に不安があることがうかがえます。

 

投資への関心が高まっている一方、どのくらいリターンがあるかやリスクについて不安がある方が多いようです。そのため、少額で低リスクの投資から始めたい方が多いという結果も出ています。

 

収入がなかなか増えない現状において、節約や貯金だけでは老後の資金を作ることは難しいでしょう。将来に備えた資産形成として投資は有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

 

 

多様な不動産案件を取り揃え、最小1万円から不動産案件への投資が可能。

 

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本コンテンツは、投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたものです。投資家は投資商品ごとのリスクを十分理解したうえで、投資について調査・検討し、自らの責任の下で投資を行うようお願いします (「ヤマワケ」のうち、2023年11月現在でサービスの運営を開始しているプラットフォームは「ヤマワケエステート」のみであり、本コンテンツ中のその余のサービスに関する記載はいずれも暫定的なものにとどまります) 。掲載されている情報を基に損害を被った場合でも、運営会社及び情報発信元は一切の責任を負いません。本コンテンツに掲載される情報は、弊社が信頼できると判断した情報源を元に作成していますが、その情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツに関するご質問や参照のお問い合わせは受け付けておりません。なお、本コンテンツの記載内容は予告なしに変更することがあります。

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