マネー&ビジネス
2023.12.25
もうすぐ2024年。今年は戦争、気候変動、物価高など国内外で大きな出来事があり、国民の生活や給料に大きな影響を与えました。
米メジャーリーグや将棋界から朗報が聞こえてきても、物価は上がるが収入はなかなか増えない…という様な世知辛いニュースを耳にされた方も少なくないでしょう。
そんな1年を振り返って、今年はできなかったけれど来年こそはやりたい!ということに関する質問を多くの方に伺いました。
投資・配当型クラウドファンディング『ヤマワケ』(https://yamawake.jp/)の運営会社であるWeCapital株式会社は、20代~60代の男女1,011人を対象に「今年やり残したこと・来年こそはやりたいこと」に関する意識調査を行いましたので、その調査結果をご覧ください。
<調査サマリー>
・やりたくても、できなかった理由TOP2は『時間がなかった』『お金に余裕がなかった』
・理想の生活に近づくためにしている取り組みは『節約』『貯金』・・・『投資』
・2024年に始めてみたい投資は『新NISA』『株式投資』が人気
はじめに、「今年やり残したことは何ですか?(上位3つまで)」と質問したところ、『貯金(30.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『ダイエット(24.0%)』『掃除や片づけ(23.4%)』と続きました。
約3割の方が今年やり残したことは「貯金」だと回答しました。
様々な項目がある中で貯金が1番にあげられるという結果から、現在の生活においては消費や投資よりも貯蓄を重視している方が多いことがうかがえます。「ダイエット」が2位という結果からは健康・美容志向の高まりが感じられます。
次に、貯金と回答した方に対してその理由を伺いました。主な回答を一部抜粋して紹介します。
■今年「貯金」をしたかった理由
・物価高だから貯金しようと思った(20代/女性/神奈川県)
・貯金を今まで全くしていなく、今年こそはと思っていたから(20代/女性/山形県)
・子どもが生まれたので貯金を始めようと思った(20代/女性/福岡県)
・老後が心配なため(50代/女性/東京都)
・老後のため(50代/男性/茨城県)
・給与が安いから(30代/男性/群馬県)
・生活が楽になるようにしたいから(40代/男性/広島県)
子育て、給与が低い、老後のためなど、将来や収入面の不安から貯金をしたいという回答が多く聞こえてきました。
では、今年やろうとしていたけれどできなかった理由にはどの様なものがあるのでしょうか。
やり残したことがあると回答した方に対して、「やろうとしていたけれど、できなかった理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『時間がなかったため(44.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『お金に余裕がなかったため(39.8%)』『後回しにしていたため(37.1%)』と続きました。
時間やお金が足りなかったと回答した方が多いことがわかりました。
そこで、「来年こそはやりたいと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(58.4%)』と回答した方が最も多いという結果になりました。
時間やお金をやりくりして、目標を達成したい方が多いことがうかがえる結果になっています。
次に、やりたいことができなかった理由が時間とお金ということに関連して、現在の収入で自身の理想の生活はできているかを尋ねました。
「現在の収入で自身の理想の生活はできていますか?」と質問したところ、『ある程度できている(39.0%)』『あまりできていない(36.7%)』という回答結果になりました。
5割以上の方が、現在の収入では理想の生活はできていないと考えていることがわかりました。
そう思う理由を具体的に伺いました。主な回答を一部抜粋して紹介します。
■現在の収入で理想の生活ができない理由
・子育てしていて働けていないから(20代/女性/宮城県)
・給料が低いから(20代/女性/愛知県)
・貯金や投資に回すお金が無いから(20代/女性/北海道)
・物価の上昇に収入が追いつかない(50代/男性/高知県)
・育休中で収入が少なすぎる(20代/女性/茨城県)
・将来が不安で貯金に回してしまう(30代/女性/東京都)
・子供の教育費などがたりない(50代/男性/栃木県)
子育て、給料、物価高騰などの理由から現在の収入では理想的な生活を過ごせていないという回答が比較的多く見られました。
では、理想の生活により近づくための取り組みとして考えていることはあるのでしょうか。
「理想の生活に近づくための取り組みとして考えていることはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『節約する(金銭的に)(38.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『貯金をする(35.5%)』と続きました。
現状を打破し、理想に近づくためには、節約や貯金が必要だと考える方が多いようです。
一方で、『投資を始める(17.3%)』『投資を強化する(14.4%)』のように、投資を始めたり、強化したりすることで理想の生活に近づきたいと考える方も少なくないことがわかります。
そこで、投資を始めたい、強化したいと思う理由を具体的に伺いました。
主な回答を一部抜粋して紹介します。
▪️投資を始める・強化したい理由
・給料は上がらないから自分で増やすしかない(30代/女性/福岡県)
・お金を自分でつくりたい(30代/男性/宮城県)
・将来の生活安定のため(50代/男性/高知県)
・年金生活なので投資でお金を増やしたい(60代/男性/大阪府)
・収入を上げたい。 将来に備えてもっとキャリアアップしたい。(20代/女性/三重県)
・老後の資金を増やす(60代/女性/茨城県)
自分自身で収入や資産を増やすことが必要だという声や、老後への不安から投資を選ぶ回答が比較的多くありました。
続いて、理想の生活により近づくための取り組みとして「投資」を選んだ方に、来年となる2024年に始めてみたい(強化したい)投資の種類を伺いました。
「来年始めてみたい(強化したい)投資の種類は何ですか?(上位3つまで)」と質問したところ、『新NISA(51.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『株式投資(42.4%)』と続きました。
2024年から新しく始まる「新NISA」については、回答した方の約半数の方が始めてみたい(強化したい)と回答したことからその注目度の高さを感じることができます。
そう思う理由を具体的に伺いました。主な回答を一部抜粋して紹介します。
■新NISAに投資したい理由とは?
・つみたてNISAをしているが、新NISAで枠が増えたから(40代/女性/神奈川県)
・制度が変わって税制面での優遇が魅力的だから(50代/男性/神奈川県)
・NISAは既にやっていてそれなりに増えているから(60代/女性/北海道)
・新NISAはとても有利そうなので(60代/男性/福岡県)
・初心者でも気軽に始められそう(30代/男性/山口県)
・やりやすそう(20代/女性/新潟県)
税金面が優遇されたことや投資枠が増えたこと、始めやすそうという理由で、新NISAに投資したい方が多いことがわかりました。
今回の調査で、20代~60代の男女が今年やり残したことの最多は「貯金」であることが明らかになりました。
また、5割以上の方が、現在の収入では理想の生活はできないと考えていることもわかり、収入と理想の生活にギャップがあることが浮き彫りになっています。
現状を打破し、理想の生活に近づくためには、節約や貯金が必要だと考える方が多い一方、投資で積極的に資産を増やす計画を立てている方も少なくありません。
先行きが不透明な現在、将来の備えのためには戦略的な資産形成が重要と言えるでしょう。
<調査概要>
「今年やり残したこと・来年こそはやりたいこと」に関する実態調査
【調査期間】2023年12月5日(火)~2023年12月6日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,011人
【調査対象】調査回答時に20代~60代の男女 であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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